本当に本当に大丈夫か

「かかってこいや!!」

6月の話

 

 

 

見たやつ

※アクアマンめちゃくちゃカットされてたけど久しぶりに浴びれて嬉。※※日本JL漫画版のオームくんはお兄ちゃん大好きって本当ですか?

 

 

士のはなし

ステ、めちゃくちゃ断片的な情報だけ得ているので黒い鶴丸と白い三日月が存在?するってのと三日月がひたすら円環してるって事は知ってたから最初の自己紹介で鶴丸だけ字白かったのなんで!?となってしまった。でも黒くなったの染鶴さんじゃなくて健鶴の方だよね?

もしかして、三日月は円環の理でッ…アルティメット宗近、ッてコト!?(ちいかわ)

 

 今作観る前に冬の陣の感想を読み返して「諸説に逃がす」の件改めて考えた中で突然キャメロットの副音声での発言を引用しますが、「記録には残らないけれど記憶には残る」「そこにある想いは本物」が全てだなぁ。

諸説も逸話も語り継がれる事のない物語も嘘か本当かは今の私たちには分からないけれどあの時代で生きていた刀たちは全てを見て記憶に残っているし、名もない士も大勢居たけれど彼らが生きて抱いた想いは本物で嘘ではないから男士たちは歴史やそこに生きていたモノたちの想いを守るため戦うんだろうな、て。

 

もう一件、これまた引用しますが「戦えるから強いというわけではない」というのもまさにで立香も審神者も自分自身が戦えるわけではないけれどきっとそこにいて前を向いて進んで行く力があるだけで救われる命も手を差し伸べてくれる想いもあるよね。

本編の中で鶴丸が三日月に「この戦いに終わりはあるのか」「どうすれば狂わずにいられる」と問いたら「帰る本丸がある」と返されるんだけど、同じ境遇に居る相手が1人でもいればそれは支えにも力にも呪いにもなるし、そういう意味でも個を認識してくれて認めて迎えてくれる場所があるってのは自分をブレずに確立させてくれるすごいところですよ蠱毒にもなりかねないけど……。

のと同時に、彼らもプレイヤーであるわたしたちも同じ事を永遠繰り返しているのでそりゃメタ的にも気狂いそうにはなるとは思った。

 

あと個人的に鈴木さんの三日月めちゃくちゃ好きなのでそれだけで良!てなっちゃったけど、めちゃくちゃ強くて底が見えなくて急に消えたと思ったら数日後にケロッと戻ってきそうだけど手元にあるのに手が届かない様な付喪神三日月宗近」としての説得力がすごいな~て。きっと他の役でも鈴木さんらしくキャラの説得力出していらっしゃるんだろうなとなりました君だけだよお蘭。だからもうあの、リトショ観たかったね……

わたしの中だと三日月は完全に野村萬斎さんなのもあって妖狐っぽさというか纏ってる雰囲気全部好きです。

 

 

そういえば先月書いたこれ、「“.5観ててキャラ3次元にいる※!て思ったこと1回しかないから”」北村さんの薬研ニキの事で、ひっっっさしぶりに姿見てやっぱり存在してる!!てなりました。燃ゆる本能寺から時間経って、ちゃんと北村さんのお顔認識できるようになってもやっぱりニキだけは役としてではなく3次元に本物いる!!!!てなる。

当時彼をひたすら連れまわし折ってしまった経緯なので変に思い入れが強い中、ステに触れそう思ったって事は相当衝撃的だったと思うので今も変わってなくて感動しました(?)久しぶりに戦闘ボイスも聴きましたがまたゲームやりたいな!?!?と思うぐらい血が滾った。柄まで通して♡

yellowbus.hateblo.jp

  真田十勇士、顕現させられた時の感情が渦巻きすぎて時間遡行軍みたくなると思い込んでたから彼らが人の姿のまま消失したの安心しました。

いっぱい矛盾もあっただろうけど彼らは最期まで十勇士として戦いそのままなくなる事が出来たので良かったです。

 

 

 

 

最後にして最高な騎士の話

何度見ても良!!!!県内全ての映画館で上映終了日が発表されて絶望していたらその次の日から新たな映画館での上映が決まっていました。HAPPY

前編曲の「独白」が大好きで永遠に聴いてはベディ…………となるし、冒頭の「終わりを拒み続けた 愚かな旅人の物語」て歌詞に毎度心臓ぐぐぐ…てなっちゃう。

本人も「あまりにも愚かな罪を犯した」と言いますが彼が願って行った事自体は決して愚かではなく、それこそ人間として当然の願いからの行動だった訳で、その結果愛した王は死ねなくなり神霊になってしまって自分の事も忘れてしまったけど、それでもその贖罪の旅をどこかで終わらせる事なく想い続け歩み続けたし、聖剣を返した後に獅子王から「貴方の過ちには意味があった。私にも意味があったのだ」て微笑みながら言われてちゃんと彼の旅は無意味ではなく意味のある旅だったと言葉でも示して貰って本当に良かった。と毎度思う。

 

一貫してベティの、円卓の物語として見せてくれて本当に良かった。幸せ。ありがとうございました。2部6章も相まって円卓のオタクになりつつある。みんな魅力的過ぎてたなまるこまる。

改めてパーさんのビジュ知って映画見たらちゃんと奥に居たね。

 わたし更新リアルタイムではなかったのもあって噂で聞いてたナニモン・ナンデスさん!!!!てなっちゃったから、今回ソロモンの映画見る前に監獄塔プレイしよ~てさっき開放してきた。楽しみですわ!!

 

 

 

 

円弧の話

 美術作品みたいな綺麗な作品でした。エジソンズゲーム思い出した。それこそタイトルの「円弧」の名の通り生命が必ず通る終わりと始まりを結ぶのが直線じゃなくて弧を描いてるのイメージ通りというか、分かる。まっすぐに繋がってるわけじゃなく肉の柔らかさがあると言うかなんというか。

 

見終わっての1番の感想は、人間って永遠ないものねだりじゃん。だった彼女達は永遠を生きれるように不老を選んだものの最後には自ら人生を終えることを選ぶの、あ~廻ってるなぁてなったし、今私たちは必ず迎える終わりがあるので怖かったりもがいてたり必死だけど、永遠が当たり前になったら逆に終わりを求めるようになる人が多いんだろうか。不老になった事ないので分からんけど。

 

 主人公は世界で始めて不老の薬を使って永遠を得た時、一緒に薬を使った男は遺伝子が妨害して逆に老化が進み、早くに亡くなってしまい主人公は置いていかれたようだったの永遠になったからといって全て時間が止まるわけではないからそういう事もあるよなぁとすごい客観してみちゃったんだけど

自然の理ですらたまに予測できない事起こるんだから、罰が当たったとまでは流石に思わないものの、身体という器を人工的に作り変えようとしたから追っ付かなかったんだろうな。

 

あと彼女には子供が2人いて、息子は不老を選ばなかったのでおじいちゃんになった。彼女は90歳を超えたが見た目は30歳くらいのまま。娘は薬を打つのが当たり前の世界なので不老になった。その頃彼女は命の終わりを決めたのでおばあちゃんになった。

だから最期、彼女に対して本当に死ぬの?的な事を娘が問うの、引き止めてるのかなと思うけど途中で人生終わらせるの?じゃなくて永遠を自ら失うの?だからもう考え方逆転してるんだ、って少し怖かったです。

 

 個人的には、永遠だろうと命への向き合い方とか個としての在り方の話だなともなりました。今人間に与えられてる選択肢は2択だけど、ここに生き続けるっていう第3の選択肢も出てきてどう捉えるかって。※とても個人の感想

自分の生き方は好きに選べば良いと思うけど、それはそれとしてやっぱり未知の世界過ぎて不老になってる人達見てるのずっと怖かった。ぞわぞわした。永遠に生きていたいと永遠を生きていたいは似てるようで違うじゃないですか。たぶん(??)

というかペットの亀が途中で亡くなるんですが、長生きといわれてる亀が亡くなるの、視聴者は外見でしか情報を得られないから分からなかったけれどそれだけの時間が経過してたってことじゃんね。

 

扱ってるテーマが、もう一生逃げられなくて向き合わなければならない事だけど、色とか映し方が繊細で柔らかく、優しさを持って情報を伝えてくれるから見終わったあと綺麗だったな、となったしメンタルズタズタにはならず、美しいものに触れた気持ちでいっぱいになったから見てよかったと思いました。

 

 

おわり

  

 

 

余談:ロシャオのブルーレイ届きましたやったー!