本当に本当に大丈夫か

「かかってこいや!!」

9月の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FS前編

冒頭10分なんと!公開されてます!!

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まって後編のムビチケ発売早すぎでは!?!?半年前なんだが。まさかの自引き出来て足ふわふわしてる

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絶望しかないので幸せルート探す!て訳じゃなくて、絶対に後編で救いというか彼らの進む未来はあるので自分はこう思ったよ~て考え整理したいだけです。だから見た直後の感想とかはふせったーにまとめました!コチラ☟

 

一期の時、わたしが初1人暮らし+話が進むごとにどんどん1人になってく凛ちゃんに耐え切れずデカい脱毛症なったのトラウマというか傷というか、そんな個人的思い出もひっくるめてふり~くんにバチクソデカ感情を向けてしまうのですが17日の朝イチに見て「ドウシテ……」しか言えなくなっちゃった。

あんな、夢見つけた!未来進んでくぜ!て言ってたのにまさかの最後でまたすれ違うわ闇落ちみたくなるわって思わないしないですか?流石に前編なのでみんなで金メダル取った〜!HAPPY END♡みたいになるとは思ってなかったけど、それ上回る衝撃に最後流れる後編予告で救われるどころか絶望加速しちゃったわね。

 

でも公開2日目の舞台挨拶で宮野さんが仰っていた今までは彼らの「青春」を描いていてこの映画ではそんな彼らの「人生」を描いている、がまさになんだろうな。

今回は凛ちゃんは一歩大人に向かって歩んでいく/ハルちゃんは苦悩するお話らしいと後々知りめちゃくちゃ納得しつつ、元々無印で終わるかもしれなかったふり〜シリーズが8年間も続き、彼らの姿をこんなにも見せて貰えた事は勿論それだけ続いたからこそ水泳って楽しいじゃん!て気持ちや競泳という勝負の世界へ飛び込む大変さとか彼ら1人1人の苦悩だとか色んな姿を見ることができて生きてる事を実感できたと思うのと、青春で人生は終わらないしその先にある瞬間瞬間の生き様を見せてもらえるの嬉しいなぁとなったりしてます。みんな今日も生きてる…

 

ところで、アイツのフリーに巻き込まれたって言うけど絶対ハルちゃんに言ったらお前が言うな事案では…?泳ぎに魅了されて、たった3ヶ月しか期間ない中でリレー泳いでくれるかも分からん相手の所に転校した凛ちゃんもなかなかですけど、そっから見た事ない景色見せてやる!てリレー一緒に泳いで急にいなくなって再会できたと思ったら水泳やめる言われるわお前達と泳ぐ事ないって言われるわで台風みたいな勢いと影響力で巻き込んだし水に愛された神様みたいな1人の男の人生変えたのは確実お前だよ!!!!!!!!なので。

郁弥も旭も怜ちゃんや他のみんなもハルちゃんの泳ぎに魅了されて憧れや影響を受けてはいるけどそんな彼に最初の影響与えたのは凛ちゃんだけなのでそりゃ運命力…となる。まって!ハルちゃん、凛ちゃんの前ではカッコつけたい所あるから弱いところあまり見せないって本当ですか!?他人に対してそういう感情あったんだ…………(絆 見返して、初めて出会った/一緒に泳いだときの事を凛ちゃんは勿論ハルちゃんも覚えてたのもうそこで運命力バチバチになってるんだよなぁ!?)

 

そういえば、一期で仲間とか要らない1人で強くなるって藻がいて藻がいて全て切り捨てたかったけど、どうしたら良いか自分でも分からなくなったしただみんなとまた泳ぎたかった事に気付いてやっと深海から掬い上げてもらったの、今回FSのハルちゃんがまさに同じ状況に陥ってるのでお互いに同じ経験をしてるんだなぁとなった。それぞれの立場に立った感じ。実際はアルベルトとの裏表みたいになってるっぽいですが…。Ifって士郎とエミヤみたいなことであってます?(??)

 

というか、自分の夢としても金メダルを取ることを掲げていたから学生の日本代表ではなくプロになって競泳の世界で戦うし金を目指すって言ったの衝撃的ではなかったんだけど、2人そういう話を““詳しく””しなそうだしそも意味がしっかり伝わっていなそうですよね…。凛ちゃんは、だからプロになっても一緒に競泳の世界で戦おう!だったんだけど、ハルちゃんはお前はまた目の前からいなくなって別の世界に進んで行くんだなって捉えたから「俺はまた1人で…!」て言葉になるし無意識だろうと奥底で思ってたこと言っちゃったんだろうな~。

とか思ってたら、彼は20過ぎたら問答無用でただの人になると思っているので今しか天才で神様みたいなアルベルトに勝てないと思ってるし、仲間となら勝てそうと思ってるけどそんな仲間達は20歳も越えたもっと先を見据えて夢に向かって進もうとしてる事を知って前編最後のアレになっちゃったっぽくて、あ~~~~~………

ただの人になるかならないかでグラグラしてたわけではなく、ただの人になるのは決まってるから踠いてるし焦ってるし訳分からなくなってるって事。やっぱ「10で神童15で天才 20過ぎればただの人」が彼の中のタイムリミットでもあり呪いにもなってるのさぁ

 

良くも悪くもいつも七瀬遙の最後のトリガーになる男、松岡凛……。今までだったら自分の考えめちゃくちゃ押し付けてたんだろうけど押し付けた結果、更に相手苦しめたり喧嘩したりして本人も気をつけようって思ったからあそこで言い留まったのもしかしたら今回は逆に押し付けてぶつかり合った方が良かったのかもなぁと思ったりします。

最後に捨て台詞吐きつつ、ちゃんと一緒にリレー泳げた事の感謝伝えた彼は彼は1歩先に大人になっててるけど、それでもまだ幼さがお互い残っているのでお前なら分かってくれると思ってた…!になっちゃった、て聞いてもどかしさやら苦しさやらでこっちは心ぐちゃぐちゃです。

18歳でプロになるって公言する凛ちゃんもめちゃくちゃすごいと思うし、それまでの歩みも悩みも全部ひっくるめて決意して前を向いて進む彼を見てると逆にこちらが生きてるのしんどくなるくらい眩しすぎるので泣きそう。

 

あと、人様の感想見ててリレー泳ぐよね!?みたいなのがあったんですけど、そうかリレー泳ぐ可能性もあるのか。誰がハルちゃんとアルを救って導いてくれるかは別として、そっから自分本来の泳ぎがそれぞれ出来るようになるんだろうな~としか捉えてなかったからリレーで仲間との絆とか見た事ない景色見る可能性すっかり抜け落ちてた。

本当に楽しみで既に心臓めっちゃギュッッッなってる。こっちは後編公開する頃にちょうど桜が満開に咲き誇るんじゃないかなぁと思うのでそんな時期に20歳になったハルちゃんが何を見て考え進んで行くのか見守る事が出来るの嬉しいです。丁度ふり~くん9周年もお祝いできるので無事公開する事を願っています。

 

※10/7のスタッフトークショーで、ES時の西屋さんがスタッフキャスト宛に描かれた絵をまさか見れると思わなくて泣いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

フロム ハローキティ

 

全人類見た!?!?

わたしは宮城さん回を配信で見、まさかこんなボロボロ泣くと思わなくて鼻水止まらなかった。こんな時期じゃなかったら会場行ってハートライト振ってカワイイいっぱい浴びたかったよ〜〜!!

1番に、知恵の木の話とかぼんやりとしか知らなかったのでサンリオ創立からキティちゃん誕生話→そのままミラクルギフトパレードに絡めて物語にしてるの天才すぎません??こんなにも分かりやすく、嬉しさも悲しさも伝えてくれると思わなくてその時点でサンリオに対しての“好き”が溢れて泣きそうだったのにパレード始まったらそりゃ涙腺も感情も崩壊する

あらすじにも書いてある通りベースはMGPなんだけれど、ピューロでのパレ以上にお話を深く掘り下げているので今まで分からなかった闇の女王三姉妹がどうして誕生してカワイイフェスティバルにやってきたのかとか、キティちゃんは「いちごの王さまは教えてくれたわ」って言うけどそもそもいちごの王さまってどういう方なのかなど知ることが出来て更にMGPもサンリオも好きになりました。

その中で思ったのはピューロで行われているから・存在してるからサンリオってカワイイね魔法みたいだねってなるわけじゃなくて、何処に居て演ったとしてもいちごの王さまは存在するしカワイイも小さなミラクルギフトも届く事を実感できたから涙止まらなくて画面見えなかったです。

だから、MGP見たことある人は解像度上がってかわいいギフトが手元に届いたような暖かい気持ちで満たされると思ったし、逆にステしか見たことない人がMGPを体験した時ピューロランドという空間で浴びるカワイイフェスティバルは更に輝いて見えるんだろうって思えるほど本当に眩しくて優しい作品なのでディレイ見れなくなるまでずっと再生しちゃった。

 

(概念的に)多分あの戦争で亡くなってしまった方達の歌声から始まり、人々の悲しみとか憎しみの負の感情が集まって闇の女王三姉妹が誕生したんだろうなと思うんですが、彼女達がカワイイフェスティバルの存在に気づいた時「いつまでここにいるつもり?」て問いから「こんな見た目で絶対に怖がられて呪いだと恐れられる」「なら本当に呪ってやろう!わたし達にはこの歌声がある」みたいなやりとりをするんだけど、このときにはもう救って欲しいというか知恵の木の光に照らされて導かれていたんだろうな~て。

1部最後の王様達と女王達で歌の掛け合い?する所も好きで、王様達の方が明るい音!じゃなくて半音くらい下がっててちょっと怖くて2部に繋がる不穏さを隠しつつ歌詞とか曲調とかライトで、楽しい!光!てなってるのすごい。あと三姉妹の見た目、闇にいる時と心の輝き取り戻した時どっちもそれぞれ個性あって可愛かった。(パレだと“三つ子”が強調されてて見た目同じなので)髪色違うの特にかわいいね〜〜!!

 

MGPの感想にも書いた通り、キティちゃんが「貴方達を信じたの」って言ってくれたりそれに対して女王達も自分達を信じて心の輝き取り戻すのやさしいせかいすぎて、貴方を信じてる・仲良くなれるって純粋に心から思って言ってくれるキティちゃんとかプリキュア眩しすぎて毎度泣いてます。完全に孤独な化物視点の発言になってしまう

そういえば、レヴューショーの好きな曲調べたら26年前にピューロで演ってた[ハローキティと夜の探検隊]の【ギャラクシーワンダーランド】ってやつだったんですが、まさかそんな前の曲だと思わなくてこれ当時そのショー見てた人からしたら懐かしさとか嬉しさでいっぱいだろうなってなったし、何より歌詞がすごいかわいい。「星のかけら手がかりに探そう夢のカケラ」て歌詞〜〜!!振りもかわいい。お犬様達シンメ多くてかわいい〜〜!!!!

それとやっぱりダンサーとダンス上手人(うまんちゅ)が一緒に踊ってると尚更分かるな〜てなったのが、ピューロだけじゃなくて他のテーマパークとかもそうだろうけどその空間での踊り方というか表現と魅せ方があって、その差が素人目でも分かって面白かったです。今すぐピューロ行くっきゃない!!余談ですが、シナモンが「シナモンロール!」て自分の尻尾強調する為に後ろ向いてお尻突き出すの可愛すぎて涙出た。愛しい。

 

 

 

 

 

 

 

モンテクリスト伯

本でも舞台でもとにかく巌窟王に1回触れてみたかったので見に行ったら4DX貸切だった。贅沢~~!!歌はめちゃくちゃ最高だしセットもめちゃくちゃ凝ってて圧倒されっぱなしだった。あと歌詞と曲の音ハメが最高〜!!!あとライトをめちゃくちゃ細かく点滅させてコマ撮り?パラパラ漫画みたく表現してたの天才かと思った

無実の罪でシャトー・ディフに閉じ込めらたけどそこで出会った神父の力を借りて自分が貶められた事を知り復讐する話。ってざっくりは知っていたんだけど、なんというか人間てひたすら因果応報してるなとなったし、エドモンの主人公力もなかなかだなぁて。

ナポレオンと生きてる時代被ってた事もエンカウントもしてた事も初知りでしたが、それでエドモンの人生狂いに狂ってるのでお前お前お前~~~~!??!?というかそれだけ魅力溢れる人だったって事で、だから妬まれて貶めてやろうって思われて策略通りシャトー・ディフに連れてかれたし、あの3人はアイツ一生出て来れないやった〜俺たち好き勝手できる〜て思ったんでしょうがそれも束の間、彼の運命力が働き恩讐の彼方に絶対復讐するマン爆誕したので…。普通なら14年間も投獄されればそりゃ気狂うか絶望の後 死だけれど彼には自分を導いてくれる光と恩讐があったからあそこまで強く生きれたって考えると運命の人との出会いって偶然じゃなくて必然なのかもね。

ファリア神父がエドモンの光になって1人の男の運命と人生が変わる瞬間を見てしまった事への神秘的な魅力と罪悪感がぐるぐるしている。爆音で脳内lemon流れた。

メルセデスエドモンもお互いどんな関係になっても変わらず想い続けてこの作品ではハピエンだったし、他媒体でもメルセデスはずっと想い続けてたっぽいのを踏まえて突然えふごくんの話すまないですが、監獄塔で自分はエドモンの記憶を持ってるだけの概念って言いつつ記憶無い婦長にメルセデスの名前与えたお前お前お前!!?!?!!!??愛しい人の名前ってのと慈悲深い人の意味どっちも含めて与えたでしょ…

 

 

 

 

 

 

 

狐晴明九尾狩

 

「これは僕と利風の知恵比べだ!!」

少し前ゲキシネで上映してたから昔のちょっと見たりしましたがこの劇団の作品はスケールがデカすぎて演劇すげ〜〜!!!て毎度なる。個人的に好きなのは髑髏城の七人 Season月《下弦の月》と蛮幽鬼!あと今回のやつ。

現状、冒頭作品↑のバチクソでか運命力に狂わされているのでそんな所にバチクソでか運命力ぶつけられたらそりゃアドレナリンドバドバですよ。細かい所めちゃくちゃすっ飛ばすけど、兄弟以上とも言える仲間で戦友で切磋琢磨してきた唯一無二の陰陽師達が九尾を封印するため知恵比べする話。

 

1番好きだな〜!!てなったのは一幕最後で「狐晴明九尾狩」ってタイトルを、晴明を全ての黒幕に仕立て上げた九尾が「九尾狐晴明狩」って組変える演出。天才では????すごすぎてちょっと悲鳴出た。最高〜〜!!?!!!!!

「周りからの評価ではなく本当にお前より強くなるために大陸に渡る、帰ってくるまで朝廷を頼むぞ」って大陸に渡った利風が九尾を封印できなかった上、身体も記憶も術も乗っ取られて晴明と対立する事にヴワーーー!!?!?!!!なってたら、乗っ取られてはいたけど晴明ならどうにかしてくれると信じてたので“自分自身の顔”という「印」を残したままわざと朝廷まで九尾を誘導してて、最後殺す前に自我が戻るの運命力バチバチすぎて泣いちゃうのだが。圧倒的信頼と絆じゃん…。

しかも、究極進化九尾の身体に剣ブッ刺した後、晴明が「これで良かったか…?」て聴いたらその瞬間だけ声の加工も取れて元の利風に戻って「信じていた通りだ」みたいなこと言うのはさぁ。ねぇ。あの…自己犠牲すな…生きてくれ………

 

個人的に野村萬斎さんの晴明がイメージドンピシャで、人か妖狐か本当に分からない様な浮世離れ感がたまらなく好きなのですがこちらの晴明は自分自身で僕は人間と狐の混血だって言うんですよ。実際彼は人間だけれど、幼い頃から陰陽師?としてのスペックが高く人から比べられたり妬まれたりするのが嫌(他人の感情に振り回される事になるから)だから人間という同じ土俵では無い!と此方から言えば解決する、というところから狐との混血と言ってたらしく。それはそれで晴明っぽいし、終始子供みたいにわちゃわちゃしてて好きだな〜と楽しく見ていたら最後の最後に喜怒哀楽の感情を奪われ、何考えてるか分からない浮世離れした晴明が爆誕したっていう………

 

んなことある!? 

 

こっちがバチクソ感情に振り回されてるが!?!? ソロモンのゲぐかと思っちゃったもんな。そんな見終わった後の興奮ツイです↓

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中盤でタオちゃんが「奴は私じゃなくて私の目に映る自分を見てる。自分の事しか考えてない」て言うんだけど、最終決戦の時に晴明が「僕は君と戦ってるのではなく利風との知恵比べをしているんだ!」と言い放つシーンがあって皮肉だな〜〜となりました。ずっと私利私欲を求めて生きてきた九尾を唯一封印した男は自分のことは見ておらず、乗っ取った男との知恵比べをしてただけだったんだよ。

喜怒哀楽奪って一生治る事のない呪いをかけたけれど、多分感情無くなってるからそれすらどうでも良い・よく分からなくなってるのであの九尾は晴明の傷にすらなれないし、物理的に目玉とか四肢奪えれば本人も認識した上で忘れる事も消える事もない傷にも呪いにもなれただろうに最初から最後まで晴明に視てもらえることはないんだなぁ。結局冥府には生きてる器がないから、晴明の感情を誰かに植え付けて自分を見るようにすることもできないので一生こちらを視る事のない概念を抱えてゆっくり朽ちていくんだね。可哀想に。

※晴明周りで言えばどうして彼が感情を無くしたか知っているので九尾を視るし憎悪や怨念が募るのだけど、彼を封印したのは晴明だし九尾もまた晴明に対して憎悪が募っているので(それで側の人間に危害を与えようと結局それは晴明を追い詰めるための手段でしかないから辿り着くところは同じ)

 

九尾に乗っ取られた利風、髪は結ってないし黒というより茶髪に見えたからあ〜多分違う人ってことなんだろうと勝手に思ってましたが、回想シーンの元の髪色よく見るの忘れた。本編気になりすぎてそれどころではなかった。あと好きな話ですが狐耳も九尾もかわいい〜〜!!!!!最高〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!言うまでもなくフーリン姉弟めちゃくちゃ可愛かった♡♡♡九尾も絶対実体出してほしい思ってたら本当に出てきたし、究極進化もしてたので暴れてしまいました。かわいい。

歌舞伎って謳ってるのもあってツケ打ちや青い隈取り風のメイクとかも楽しかったです。眼福。