本当に本当に大丈夫か

「かかってこいや!!」

映画松さんの話

 

 

 

松さんは、アニメもステもゆるく触れないようにしてきていたので今回の実写映画化で初タイマンしてきました。実写化なので勝手にいろんな不安があったけれど、(そも喜劇があるので)其処より脚本が上手くて凄〜〜!!!!!良〜〜〜〜!!!!の気持ちがフルです。ちょっと時間長いかなぁて思ったりはしたけどダレる!とかでは無いのでわたしは気にはならなかった。※箇条書き感想

  • ふーん、おもしれー女…するチョロ松
  • 園児引き連れてるのかわいい
  • 1人、時代おかしくなる十四松
  • 1人、おそ松くんカラー十四松
  • おそ松の放尿と便
  • 六つ子の鼻血と青痰

 

・おそ松

こーじくん、方言じゃなく標準語で話してるの“歌舞伎the Movie”の時は頑張って音取ろうとしてすごいなぁて思ったんだけど、今回違和感なかったからただただ天才!てなったし、1人でクズでクソな部分担ってたしないですか??というか、ちゃんと隠してるならジャニでもあっこまで表現して良いんだ…てなったけど土竜の唄で生田斗真さん様も全裸で洗車機とかやってたの思い出した。

おそ松が一升瓶でイヤミの頭ぶん殴るシーン、本当にやってないのは理解しててもあまりにも違和感ないから凄い印象残ってる。無慈悲殴りで大変良い。

 

 

・十四松

さっくんさんの十四松解釈が本当に安心感と天才すぎて見てて楽しかったです。小野Dさんの台詞回しリスペクトしてる事はめちゃくちゃ伝わったし、そもの立ち姿や袖から手を出さないのを徹底してたりとか。おそ松が心配で振り返りつつ残りの兄弟たちに着いてったり、真顔で構えてたと思ったら突拍子もない事言ったり、別にずっとニコニコして焦点合ってなくて奇想天外な子ってだけじゃないので実写としての現実味増してて良かった。ただし身体は伸びる。兄弟たちから色塗られて元カラーに戻るの可愛かったね。

十四松が雷に打たれて過去へ飛ぶ→十四松が子供時代の社長(既に頭が良い)に頭から激突→社長失神しバカになる→現在ハタ坊。の流れが完璧。ハタ坊が登場する理由としても納得だし、だから老夫婦の名前伏せてたんだなぁ

 
 
 
 
 
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・クローズ

瀕死のところを改造されて半分アンドロイドになって生き返ったからオキタ・J・ソウジ!!!て思ったけど多分アイアンマンとかキカイダーの方。

というかライ◯ゲーム・カ◯ジ・賭ケ◯ルイしてる時あんな血液抜かれた上に撃たれてるのでそりゃ改造されるて。最後「これで良かった」て言ってる時2人元に戻ってるけどクローズだけ改造人間なのってもう人工的に作り替えられちゃったから元に戻れないって事?

 

・ピリオド

館さんかわいいね(全肯定botでも冗談抜きに演技も素敵だったしアクションと殺陣キレッキレだったしボケ具合も振り切っててすげ〜…なた。ピリカラの殺陣とアクション本当にすげ〜〜!!!!!動ける人間のアクションだった。永遠に見てたい

そういえば、完全洋画に振り切ってる中で刀振り回してるのめちゃ好き委員会!!!!!!!ですし、刀と銃ぶっ放して外車運転してつまらない殺生しかけたの、もしかしてこの2人ルパン◯世してるんですか…??

あと、ピリオドだけ役柄が因縁の相手(相棒)のままなのそれだけカラ松本人の思い込みとクセが強かったって事だろうし、逆におそチョロと十四松を連れ戻そうとして振り回されて最後おじいちゃん(88)になって帰ってきたエンドちゃん可哀想…彼は長門有希になれなかったのだ………。それとループから抜け出せなくてヤケクソでおそチョロを殴ってて笑ってしまった。感情を表に出し過ぎ。

 

 

・終わらせ師(エンドちゃん)

そう考えると彼らって脚本家とか原作者みたいな結構な力持ってるってこと?3人中2人が思い通りに行かず舌打ちするの笑うし、ヤケクソにはなるけど舌打ちはしないエンドちゃん懐中時計叩き割るのかと思ったら「自分が代わりにループする!」てエンドレスに飛び込んでくのそりゃ色々巻き込まれておじいちゃんにもなる

あと、終わらせ師すら閉じれなかった物語たちをラストの伏線にしてるのめちゃ良い。終わらせ師だけじゃなく六つ子も「物語のキャラ」って自覚があるから阻止したり話の展開の舵取りしようとしてるのよかった。自分たちでも撒いた伏線を論破しまくってたらやり過ぎて「養子を迎えたい」設定まで消しちゃったの笑ったし、おバカになった社長がこんなビル建てれるわけがない!てビル崩壊したので結局ニートでおわり。脚本のまとめ方がマジで上手人。

 

 

その他

・六つ子に実写化してるって自覚あるのメタだけどじわじわ来てる。これ喜劇も実写してる自覚あるのかな?それとステ同様、アホ毛もちゃんと再現されてて嬉

・トト子ちゃん・チビ太・イヤミも再現度高いし可愛かった〜!!最初3人とも六つ子に便乗してゲスい事考えてたけど、物語を軌道修正出来る様に見守ったり側で声掛けてくれてるの良。

・チョロ松があかりちゃんのにゃーちゃん認識してたの世界軸繋がった感あったしないですか?!あった。

・2次元でのストーリー展開てこんないっぱいあるなぁとも思った。全部分かる分かる!てなるいわゆる王道展開盛りすぎ祭なんだけどそれが2次というか物語の楽しさだとおもうし、パロというかこれモチーフにしてるだろうながすっごいギリギリ見え隠れしてて笑ってる。以上。

 

 

・余談

丁度2022年度版も始まったのでtheMovieの話をまたしますが、人様の感想で「よく分からなかったけどパフォーマンスすごい」って見て、同じ事思ってる人居た!事に安堵しつつずっと考えてたんだけど

yellowbus.hateblo.jp

滝沢歌舞伎」という一冊の長編物語が読めると思ってたら実は歌舞伎“も”テーマにした短編集でした〜!みたいな感じなのなかぁて。

そう考えれば1つのパフォーマンス終わって秒で印象違うパフォーマンス始まっても納得だし其々の項目で「これ演りたいからやる!」てなる。あの男の子が読んでる本=滝沢歌舞伎って事なんだろうけど短編集じゃなくてアンソロかも。

項目別のやりたい事はすごい伝わってくるので只々事前情報全く無い状態で見て、なんで急に場面もモチーフも変わるんですか!?何!!?!?て無知人間はびっくりしちゃったんだけど、鼠小僧はちゃんと理解できた上に時代劇だな〜てなった。こういう演目を一幕二幕通して演るものだと勝手に思ってたから尚更訳分からなくなっちゃったんだろうなって自己納得やっと出来た話。

 

それでは!